木を感じて暮らす、美しい平屋

リビングのヒノキの床と壁は白く優しい風合いで、光が差し込むと反射が美しく、つい木に触れたくなってしまう。この木々はこれから家族のくらしを刻み込み、時間の経過とともに味わいをましていきます。大切なお仏壇を置く和室には、建て替え前の母屋で使っていた欄間や建具を再利用。使い込んで美しい濃茶色の建具は、新しい柱の木の色ともなじみ、これからも家族を見守ります。

基本データ

木造在来軸組工法
1F 139.41㎡
長期優良認定住宅 / 断熱等級3 / 耐震等級 / 家族構成:大人4人

解体から工事をした、建て替えの平屋新築です。日本家屋が多く残る土地で、周囲の環境にもなじむ平瓦を使用。杉の板張りと垂木表し(たるきあらわし)の軒のある外観は、本格的な和の造りでありながらも和風になりすぎず、どこかかわいらしさも感じます。内観にも無垢の木をふんだんに使用しています(天井:杉、床や壁:ヒノキ)。お客様への動線を考慮し、玄関からは廊下と縁側に直接行けるようになっています。隣接する土蔵や倉庫へのアクセスをよくするため勝手口は東西2か所設けています。

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