ご夫婦で古屋付きの家屋を購入し、市街化調整区域だったために建築許可の43条申請からのスタートでした。予算の上限がある中で、設計士と徹底的に打ち合わせを重ね、木材にも間取りにも造作にもすべてにこだわりぬいた、木の2階建てです。

Q. 家づくりでこだわったところを教えてください。
A. いやもう、挙げるとキリがないです(笑)。でもやっぱり、一つ一つの造作ですかね。たとえばクローゼットとか、設計士さんから事前に「中に何を入れたいですか?」って質問を頂いて、そこから作ったので。他にもアイロン立てとか、PCデスクとか、一つ一つに僕らが思いつかないような工夫があったりして。しかも最初に決めたものをつくるんじゃなく、現場で様子を見ながら、建てながらこの高さどうしましょうとか、そういう進め方をしてくれたんです。素人って寸法言われてもイメージ湧かないじゃないですか。だから現場で見ながら意見が言えたのがありがたかったですね。さらに僕らが言ったことや堤さんが仰ったことをぱーっとイラストにしてくれるんですよ。あれはすっごくイメージしやすかった。今もそのイラストは全部記念に取ってありますよ。
Q. 現在は住まわれて8年以上ということですが、振り返ってみて、良かったところ・悪かったところはありますか?
A. 悪かったところは一つも無いんで、全部良いところになっちゃうんですが(笑)、床が暖かいっていうのがありがたいです。僕らは冷え性なんですけど、基礎断熱で、風を通す床にしてもらって。今は真冬ですけど、子供なんか家に帰って来るとすぐに靴下を脱ぐんですよ。あと床だけじゃなくて、真冬でも昼間は暖房がいらないんです。日当たりがとても良いし、子供は窓際で日向ぼっこして寝てます。暖房つけてても暑くて切るんですよ。断熱とか、そういうつくりが良いんでしょうね。
Q. 最初不安だったところはありましたか?
A. ほんとは壁を珪藻土にしたかったんですけど予算がなく、代わりに珪藻土が混ざってるような感じの石膏ボードを選んでもらいました。そしてそれを活かすにはビニールクロスでは水分を通さないので、コットンのクロスで調湿しています。ただコットンのクロスは弱い、という話を聞いてたのでそこは心配してたんですけど、住んでみると問題なかったです。それにビニールクロスのあの嫌な臭いがまったく無くて。その代わり、いまだにお客さんに「木のすごくいい匂いがする」って言われるんですよ。そのせいか、よく考えてみればこの家に住み始めてからぐっすり眠れるようになりましたね。それまでは結構夜中に起きてたりしてたんですけど。
Q. 代表やスタッフなどの印象を教えてください。
A. 堤さんは最初から救いの手を差し伸べて頂いたというか……この家は申請とか手続きにややこしい部分があって、そういうところを助けて頂いたということがあって。そして家を建てた後もいろいろ対応頂いて、不安なく生活していられるというのが大きいです。何か困りごとがあったら堤さんに電話したらいいかなって(笑)。
Q. 他の会社さんも回られたということですが、TAPに決めた理由は?
A. やっぱり一番要望を聞いてくれた、というところですかね。自分たちがやりたかったことを否定されなかった。こういうものを使ってみたいって言うと「じゃあそれやってみましょうか」って言ってくれるんです。予算も「これだけで」って言うと「じゃあそれで考えてみましょう」って。衝撃的だったのが、はじめの間取りの打ち合わせの時、「一回自分たちで描いてみたら?」って方眼紙を渡されて(笑)。でも大体その時のプランがベースになってるんですよね。素人が描いたものを設計士さんが直してくれて、形にしてくれたんです。そんな感じで、僕たちに寄り添ってくれたところが一番嬉しかったです。






