現在の住宅階段の基本寸法を知ったうえで実現しよう!
現在の一般住宅の階段寸法やパターンを解説します。
何の知識もないままプロに頼むと、はじめにこの説明を受けただけで
「やっぱり素人ではダメだから」と、ゆるやか階段をあきらめてしまいます。
簡単ですからぜひ覚えてください。
通常、階段は上下の階をつなぐための機能として最小のスペースしか与えられてない場合が多く、
プロたちもそんな考えで進めています。その広さも幅半間×長さ一間半で
勾配も45度に近いという非常に厳しい条件で設けられている場合がほとんどです。
①1畳半を縦に並べた状態で直線14段前後で上がる。
②1畳半を縦に並べた状態で、上か下の半畳部分で、3段まわりをつけて約13段前後で上がる。
③2畳分で折れ曲がって上がる。
以上の3つのパターンを軸に間取りが作られていきます。
堤久夫著「家族の会話が増える家づくり」ゆるやか階段のススメより