家づくりコラム㉑健康と安全を守る18段のゆるやかな階段

新築を2階建で建築される皆様に、特にお勧めしていることがあります。

それは1階から2階に上がる室内階段を18段にすることです。

一般的な住宅の場合、その階段は13段から14段、多くても16段です。

標準仕様で18段の階段を採用した家を作っている会社は、全国でも稀だと思います。

私が18段の階段をおすすめしている理由は、健康と安全を守れるから・・

14段の階段ですと、1段の高さが21センチになります。

肉体的に健康な成人には全く問題はないのですが、お年寄りや、子供、妊婦さん、

けが人の方には、21センチの高さは体に負担を与えてしまいます。

階段を18段にすると、1段の高さが16.5センチとなり負担が軽くなります。

また、ゆるやかにすることで安全性が向上します。

合わせて、毎日18段の階段を上り下りするだけで、

お年寄りの健康維持にもつながります。

14段の階段は既製品化され、業者にとって都合の良い商品になっているため、

新築の際の主流となっています。

階段を増やすと階段の占める面積が大きく、間取りの取り方が難しくなり、

材料も多く必要で大工さんの作業も大変になります。

しかし、階段を18段にして1段の高さを16.5センチにするメリットは予想以上に大きいものです。

百聞は一見にしかず、一度18段の階段を体験してみて下さい。

三重郡菰野町にある弊社のモデルハウス「森のすみか」でも18段のゆるやか階段を体験できますので、お気軽にご予約ください↓ 

category:住まいの設計・計画  |    |  2024.10.16

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