家づくりコラム㉒日常の中での運動のすすめ

なぜ、18段のゆるやか階段のある家をすすめているのか?

私がゆるやか階段を採用し始めた2004年に、一軒の家が完成しました。

「この階段は、ええですな!」

施主の前坂様(当時82歳)が出来たての階段を、はじめて上がった時の第一声です。

私は、お年寄りに「ゆるやか階段」がある家をすすめています。

日本人は長寿になりました。でも、ただ長生きするだけでは意味がありません。

「人の世話になってまで長生きしたくない!」みんながそう思っているのです。

では、健康で長生きするには、どうしたらいいのか?

解決する1つの方法が「18段のゆるやか階段で2階へ楽々」です。

高齢者は「バリやフリーで階段のない平屋がいいというのは間違っている」

というのが私の一つの考えです。

体は動かさなければ老化します。

日常生活の中で、上手に体を動かす・・

それには我が家の階段をもっと利用することです。

雨の日も風の日も関係なく、日常生活の中で知らないうちに無理なく運動できていたら・・

それって素敵じゃないですか?

生涯現役で行きましょう!

category:住まいの設計・計画  |    |  2024.10.30

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