理想の住宅階段の科学的根拠1/3
ここからは、頑なな建築屋さん、大工さん、設計士さんを説得できる根拠を解説いたします。
いくら1000棟の設計をしてきた私の話と言っても、大工さんや技術屋さんのプライドは高く、
「そんな設計屋の話!キャリアは俺の方がたくさんある、私に頼んだのだから私に任せて!」
となってしまうのが、関の山です。
また、ちょっと調べるとわかるのですが、理想の住宅階段をきっちり解説している本は、
ほとんど売られてないのです。
漠然としたおおまかな寸法の解説本はあるけれど、福祉関係のオンばかり。
一般住宅となれば混とんとした情報になっています。
つい先日も、東京理科大の学生さんから「突然失礼します。階段を論文にしたいと思ってますが、
資料が全然ありません!インターネットで堤さんのゆるやか階段の運動のことを見ました。
何でもいいから資料のヒントを下さい」とSOSが来てしまうぐらい、
関係する本は出版されていません。
ですから、市販の本などで建築屋さんや大工さんに説明する訳にもいきません。
私自身、住宅にゆるやか階段を採用するのは絶対に正しいと思ってながら科学的根拠はありませんでした。
今更実験なんてできないし・・。
でも出てきてしまうから不思議です。見つけました・・。